今回使用したお題は「牢獄」でした。
これはお題を貰ったときから何を書くか、というのが決定していたものです。
ですので、書くのは結構楽しかったです。
悪魔の死に方についてはこのお題から出てきた案、といっても過言ではありません。
前回が「悪魔のおぞましさ」ならば今回は「悪魔の心」をテーマにしています。
そして、ここにきてようやく弟者は「兄者」と再び呼ぶまでになりました。
スタートラインに戻った、というよりは、同じだけの何かを重ね、改めてここまできた、という風に思っていただければ嬉しいです。
長岡はすっぱり死ぬ役だったのですが、書けば書くほど殺すのが惜しい、と思えるキャラになりました。
もう一話くらい悪魔使いと旅をする様子を入れてもよかったかも、と思うくらいには。
残すところあと二話。
「兄者」と呼ぶようになった弟者と、あと少しだと笑う兄者。
早く完結させられるように頑張ります。