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劣等人間のようです

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2017年 紅白(夏)

今年も残像に勝利しました!!!
ウケが悪そうな作品だと思っていたので、
健闘してくれていて嬉しく感じております。

細かな感想や裏話などは後日、もしくはツイッターでするとして、
前回同様、今回もプロットを載せてみようかと思います。

去年のものを見た人は知っているかもしれませんが、
実際に完成したものと多少の差異がありますが気にしないでください。

では、以下プロット(のようなもの)




世界が滅ぶ1分前、永遠の1秒

世界が滅ぶ1分前、人類は永遠に思える1秒を与えられる。
時間が止まっているものは見えるが、自分と同じで動いているものは見えない。声も聞こえない。
動いてるものが持っているものも見えない。手を離せば見えるようになる。
鏡には姿がちゃんと映ってる。


・行けるところまで歩いてみる女
ノパ⊿゚)
文明に頼らず、自分の力を最期に試してみようとする。
真っ直ぐ、真っ直ぐ、知っている場所を通り抜け、見知らぬ場所へ。
それでも歩く。真っ直ぐ。
裸足になって、上着を脱ぎ捨て。
--ここで1秒--
変わらない。彼女は歩くだけ。

・家族で集まる双子
( ´_ゝ`)(´<_` )
互いの姿は見えないが「いる」ことは理解している。
最期は家族で、と思い学校を抜け出す。
家への帰路についていると、学校へ向かっているらしい家族を発見。
考えてることは同じらしい、と気づき笑う。
二人は示し合わせたように携帯をおき、家族写真を撮る。
近くにあったミラーに相方が映っていることに気づき、
鏡越しに笑いあい、手を振り合う。
--ここで1秒--
家族団らん。訪れない今日の夕食の話をし、家族は手を繋ぐ。

・かつて恋した女に会う銀行強盗
(  ゚∀゚ )
銀行強盗をし、逃げている最中に時間が止まる。
世界が終わると直感し、
金があってもしかたねーや、と後悔する
最期にしたいこと、と思い、かつて好きだった女を思い出す
歩いてると彼女を見つけたので、近場の貴金属店から指輪を盗み、女の薬指にはめる。
女には恋人がいると知っていての行動。
一番初めに指輪はめたったwwwwと思いながらその場を離れる。
--ここで1秒--
町の喧騒に耳を傾けながら最期を待つ


・好きな男のもとへ駆ける女
ξ゚⊿゚)ξ
結婚を約束している男に会いたくて走りだす。
今の時間なら会社にいるだろう、と。
交通機関がないのだから、足を頼りにするしかない。
途中、いつの間にやらはまっていた指輪を捨てる。
最期の最期に余計な誤解はごめんだ。
会社に侵入、目的の男を見つけ、愛をささやき口付けを。
--ここで1秒--
瞬きの間に男がいない。
周囲をきょろきょろすると、入り口から男が走ってくる。
手には指輪。最期の1秒で取りに戻ったという。
薬指に指輪をはめる。


・外の世界を満喫する引きこもり
('A`)
浪人等々で世界に絶望。
引きこもってゲームの毎日。
しかし世界が終わるのなら、もう希望がないのなら、
最期くらい外の世界を見ておこう、と外へ。
記憶よりも綺麗な世界に心を奪われていく。
世界に愛を叫ぶ。
--ここで1秒--
動き出した世界に怯え、草むらでその時を待つ。

・世界の終わりを食い止めようとする科学者
(-@∀@)
瞬きの間に周囲の様子が変化していく現象に混乱していたが、
自分の番が来て全てを理解する。
同時に、自身の力ではどうにもできないことを悟る。
機器がなければ、人数がいなければ、時間がなければ、どうにもできない。
それでも挑戦をやめることはできない。
彼は科学者だから。
--ここで1秒--
事情がわかってる者達と頷きあい、最期の最期まで話し合いをやめない。

・父親の帰りを待つ娘
ζ(゚ー゚*ζ
いつもお仕事が忙しい父を待つ未就学児。
最期まで一緒にいれないのは嫌なので迎えに行こうとする。
様々な人を通りすぎ、世界を見て、楽しい気持ちで一杯。
宝物を抱える。
--ここで1秒--
周りは動揺していたり、泣いたりしている中、
ニコニコと笑いながら父のいる研究所へとたどりつく。

・恋人の一人でも欲しかった女の子と、彼女を愛していた女の子
从'ー'从
好きになった人はいたが、告白もせず、告白されたこともない。
学校で時間が止まり、校内をぶらぶら
黒板に皆が思い思いの願いを書いて貼り付けていたのでそれに倣う。
すると、隣に「ワタナベさん? 好きです」と。
メモ越しに話す。「あなたの名前は?」と聞いてもはぐらかされる。
「誰か」が離れる前、近くにある鏡に「彼女」が映っていることに気づく。
「ハインちゃん?」声をかけ、手紙を書き、どうにか引き止める。
「好きでいてくれて嬉しい」「普通だったら受け止めれなかったかもだけど」
「最後の最期だから」「恋人にはなれないけど」「最期の時を一緒に過ごしてほしい」
--ここで1秒--
二人は顔を見合わせ、手をそっと握る。
他愛もない話をしながらその時を待つ。

・最期の作品を作る男
(´・ω・`)
売れない画家。
最後に自分の作品を大勢の人に見てもらうべく、
ペンキを片手に町へくり出す。
そしてビル等々に自分の作品を書いていく。
もしも世界の終わりが「人類の終わり」であるならば、
もしかすると自身の芸術の欠片くらいは後世に残ったりしないだろうか、と期待を込めて。
最後は止まった時の中で自ら命を経つ。
「神によって終わる世界」ではなく「自身で選んだ終わりの世界」を得るために。
--ここで1秒--
男の死体。


・最後の1秒を貰った男
( ・∀・)
周囲の喧騒に混乱するばかりだった男。
「ツいていない」
最後の最期では、何かを残しても見てもらえない。
誰かに何かを告げることもできない。
何処かへ行くことも難しい。
しかし気づく。逆に、自分の行いは最後。
誰にも気づかれることないことを。
そして考える。何か、しようと。
だが思いつかない。悪さをしようと思えない人間だった(つまらない)
--ここで1秒--
時計の単身が一つ、進む。



時系列
xノパ⊿゚)  7月14日11:10:01  
x(  ゚∀゚ ) 7月14日11:10:05  
x(-@∀@) 7月14日11:10:15  
x从'ー'从  7月14日11:10:17  
xξ゚⊿゚)ξ 7月14日11:10:20  
x(´・ω・`)  7月14日11:10:22  
x( ´_ゝ`)(´<_` )7月14日11:10:30  
('A`)     7月14日11:10:40  
ζ(゚ー゚*ζ 7月14日11:10:48  
( ・∀・) 7月14日11:10:59  

ヒート(営業部)が止まった人間の中を歩き、
銀行強盗をしていたアヒャがツンに指輪をはめ、
アサピーが終末を止めようと躍起になり、
ワタナベは一人を悲しみを覚えており、
ツンはブーンを求めて走りだし、
ショボンは自身最期の作品を生み出して自殺し、
兄者と弟者は家族と再会し、
ドクオは数年ぶりの外に感動を覚え、
騒ぐ人々の中、何も知らないデレが歩き、
最期の1秒、モララーは

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